気になるタイトルがあったので思わずポチってしまいました。
まだバイマってものはなんぞや?っていう頃に出された小野明さんの本から久々にバイマ関連の本です。
本の内容をすごくすごく簡単にまとめると、(こんな簡単にまとめてごめんなさい)
という結論でした。
目次
高級ブランドで攻めた事例
エルメスのお財布、一つの商品で利益が20万になった事例をあげている。
これだけ見ると、エルメスを扱っておけば毎回20万稼げるかなと思えるかもしれないが
毎回毎回このような高額品が売れるわけではない。
私がもともとエルメスにシフトしてエルメスを売っていた理由は
高額商品なら取引回数が減って、一回の利益幅が大きいから楽!
と思っていたからです。
この本にはメリットしかなかったけど、高額商品を取り扱うデメリットもあるので
きちんと書きたいと思います。
高額商品を取り扱うデメリットとは

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売れるまでに時間がかかる
(高級品のため買う人が限られるため、いつも売れるわけではない) -
キャンセル扱いに万が一なってしまった際の痛手がとても大きい
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利益ではなく売上自体が大きいためすぐ消費税課税事業者になる
1売れるまでに時間がかかる
仮にバーキンを仕入れた場合の例をあげてみます。
そもそもバーキン一つを仕入れるのにも電話で取り置きができるわけでもないしタイミングや運もあるし
一緒に抱き合わせで商品を購入しないといけないこともありますので一点を入手するのに時間がかかります。
そして仕入れてからも、バーキンを買う人は、素材と金具、サイズ全てにこだわりを持った方が多いので自分が持ってる商品が
すぐ売れるわけでも必ずあるわけではない・・・ということを注意しなければいけません。
2キャンセルになった場合の痛手
商品の配送延長申請がOKをもらえたなかったしてしまった場合通常バイヤーは自分でその商品を引き取ることになります。
AMEXのリターンプロテクションもありますが、エルメスのような高額商品はカバーできず・・・・・
基本的にはないと思いますが、万が一の配送遅延などでお客様が怒ってしまいキャンセルなどになった場合は手持ち在庫が増えることになります。
3 消費税課税事業者になる
私は利益率が低くても高額商品のほうが利益が高いのでとくだと思っていました。
例えば1万円で売った仕入れが6000円で粗利40%の商品より、20万円で売って粗利10%でも2万円あればよいと、、、
最初の頃そうおもって高価格商品を取り扱うようになりました。
確定申告するようになってはじめて知ったのが課税事業者か非課税事業者かで利益が大きく変わってくるということ。
そもそもの売上金はお客様から頂いた税込の税金をこちらが代わりに立て替えて頂いている状態でそれをあとで納めないといけないのです。
粗利ではなく、売上で1000万円を超えたら、この課税事業者になるから、単純に2万円儲かった!と喜んでいたらあとで
20万円に対してかかる消費税を支払うことになるので、そこまできちんと計算しておかないと大変なことになってしまうのです。

できる限り書きたいと思います。